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薬理学講座

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患者さん「薬は出来るだけ飲みたくないです…」
あなた「そうですよね。毒ですからね~」

そう言う

  • 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ師などの国家資格者
  • 整体師・カイロプラクターなどの民間療法士

に向けた講座案内をいたします。
では、その治療家に質問します。

「あなたは薬の事をどれくらい知っていますか?」

例えば
「高血圧の薬は高血圧を起こしている血管の硬化を治している訳では無い」
という論法。

確かにそれはおっしゃるとおりです。
しかし「だから飲まない方が良い」という理屈は短絡的では無いでしょうか?
むしろその安易な説明は害になるケースもあります。
(最悪亡くなったり、状況的に法律違反となるケースもあります。)

高血圧の薬とひとまとめに言っても

  • カルシウム拮抗薬
  • ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)
  • ARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)
  • 利尿剤
  • α1(アルファワン)遮断薬
  • β(ベータ)遮断薬
  • 中枢性交感神経抑制薬(中枢性α2アゴニスト)

これだけあります。

あなたはこの一つ一つについてどれだけ知識を持っていますか?
何をどう使い分けるかご存じですか?
また相互作用(飲み合せ)の知識、断薬の際の離脱作用を「我慢」という
精神面の問題として捉えていませんか?

「天然じゃない化学合成成分は身体には毒だ」
「薬は交感神経を亢進させるから治癒を遅らせる」
「対処療法にしか過ぎない」
「石油で出来ているんだろう。だから悪だ!(笑)」

こんな風に詳しい理論は知らないままなんとなくボンヤリと誰かが言った事や、何処かで聞いたことを、そのまま何も考えずに【飲まない方が良い】と自分の意見にしていませんか?

そして、そのボンヤリした意見を根拠に
■薬を止めさせようとしたり
■薬を減らさそうとしたり
■薬を摂っていることを咎めたり
■薬を摂っていることを治らない理由に使ったり
という暴挙にでていませんか?

それは絶対に止めてください!
(そもそも法律違反です)

高血圧だけではなく、糖尿病・睡眠薬・心療系薬剤・痛み止めなど、巷でたくさん処方されている薬剤に関して、あなたが無知のまま何気なく恣意的な結論に誘導することは最悪人を殺してしまいます。

今回ご案内する講座は

薬が良いか悪いか論じる以前の基礎知識を学びませんか?

というお誘いです。

いきなり「亡くなる」とか「殺してしまう」「法律違反」という厳しい表現で書いてしまい申し訳ありません。
私は、医療従事者向けに【患者さんとの最適なコミュニケーション】を考える講座を提供しているメディカルNLPコミュニケーション研究所の廿日出(はつかで)と申します。

今回このような機会を治療家に提供するに至った理由を書きます。

治療家に薬害から患者さんを救って欲しいわけではありません。
治療家が薬を悪者にして自分の立場を善者に仕立てようとしていることに警鐘を鳴らしたいからではありません。

私自身、柔道整復師・整体師・治療家として22年間患者さんと関わってきてその結果、分かってきたことがあるのです。
それは・・・患者さんとの距離感についてです

患者さんと距離の近さがアドバンテージ

私達、治療家に寄せられる患者さんからの声は多種多様です。 体の痛みのこと。それを改善する方法のことはもちろんですが、長く関わっているうちに

  • 家族や夫婦の相談
  • 恋愛の相談
  • ストレスや悩みの相談
  • 食事に関する相談
  • 学校、友達のこと
  • 未来の夢や目標のこと
  • 趣味や特技のこと
  • 過去の想い出話
  • たわいも無い雑談
  • 愚痴のはけ口

などその人の履歴書を作れるくらいの関わりが出来ます。

ちょっと想像してみて欲しいのですが、お医者さんや薬剤師さんにこれくらいの関わりが出来るでしょうか?
診療システム的・受け入れキャパ的にそれは絶対に無理なのです。


患者さんはお医者さんや薬剤師さんよりも

  • にこやかに対応してくれて
  • 身体に触れることが多く
  • 痛いときもそうで無いときも行けて
  • 一緒に居る時間が長くて
  • 笑いがある

治療院の方が心的距離が近く、思っていることを言いやすいのではないかと思うのです。
まるで理容院・美容院のような感覚です。


患者さんは病院や薬局で言えなかった
「これいつまで飲むのだろうか・・・」
「薬って怖いなぁ・・・」
「病院行ってもなかなか良くならないなぁ・・・」
「こんなに薬飲んでて大丈夫かなぁ・・・」
「出来れば薬いらずの体になりたいなぁ・・」
「内緒で止めようかと思っている・・」
などの
・疑問
・悩み
・経過報告
・考え方
を治療家に漏らすのです。

その時に正しい知識に基づいた対応が出来ればと思うのです。

多くの治療家が知らずにやってしまう過ちがあります。

正しい知識に基づいた対応と言うと何をイメージしますか?

治療家は人の役に立ちたい一心でこの仕事を選んだ方が殆どです。
患者さんが良くなるために手技の研修に参加するなどして勉強を欠かしません。
そこで得た知識や情報を持ち帰り
「あれをやってください」
「これを止めましょう」
と、生活指導を行います。
良かれと思うことは【たし算・引き算】の指示を指導することが多いです。

しかしながら薬の研修に通っている治療家は殆ど居ません。
いや居ないと言うより、医師・薬剤師向け薬の研修に治療家は参加できません。
また治療家向けの薬の学術講座というモノは聞いたことがありません。
当たり前ですが治療家育成のカリキュラムに薬の授業はありません。

まるで医科大学の教育課程に【水泳のトレーニング法】が入っておらず学んでもないのに、臨床では患者さんに向かって「水泳はいいですよ~」と勧めているようなモノです。

薬について学んだことも無いのに
「薬は悪いモノだ」
「薬は飲まない方が良い」
と話題にする時、まるで素人の患者さんと同じレベルの認識なのです。


患者さんが私達に話す薬についての話題は
「飲むか止めるか」
「毒か薬か」
について治療家の意見を聞きたい訳では無く

医師も薬剤師も
「飲むのが当たり前」
「毒のハズが無い」
という前提があるため
質問したとしても答えが決まっていて
質問すら許されない状況で
「飲み続けて良いのだろうか不安」
「毒になったりしないだろうか不安」
という【ココロの不安】を吐露しただけだと思っておいた方が良いでしょう。

治療家が
「飲まないのが当たり前」
「毒に決まっている」
という前提で対応するとなると医療側との闘いになります。

単なるイデオロギー戦争です。
この戦争に勝者も敗者もいません。
ただ単に迷える患者が残るだけです。


冷静に考えていただければ分かると思いますが
お薬の作用機序や、効果効能や使用法は
医師や薬剤師さんの方が知識豊富です。
これは絶対に勝ることが出来ません。

むしろ私達が担うべき役割は
セラピストならではの立場を積極的に活用して
患者さんのどこにも持って行きようのない
不安や悩みが話題になったとき、

患者さんの不安が減るよう良き聞き役となり、
その全体像について基礎知識を持った良き通訳となれたら

患者さんを皆で守る

という無意識上のチームが出来るのではないかと思います。

何気なく期待せず治療家に話した「薬」についての愚痴や雑談に、驚くほど的確でわかりやすい解説が返ってきたとしたら、患者さんはどれほど安心できるでしょうか。

患者さんが意思決定する材料を専門的知識面から後押ししたい

そんな思いで、治療家が学んだ事の無い【薬理学の基礎】について学べる環境を用意しました。

治療院にお越しになる患者さんの中には、

  • 慢性の痛みや不調
  • 急な痛みへの対処
  • 生活習慣病
  • 加齢性疾患

などの悩みをお持ちの方が多く来られます。

この方々の中には

  • 痛み止め
  • ステロイド
  • アレルギー薬
  • 高血圧薬
  • 高脂血症薬
  • 糖尿病に関する薬
  • 睡眠薬・抗不安剤
  • うつ病・心療系に関する薬

などのお薬との最適な関わり方により
症状が軽くなったりする方もいようかと思います。

「バ●とハサミは使いよう」
という言葉を実現するために
「毒にも薬にもなる」この物質の基礎を知り尽くしてください。

どうぞご活用ください。

薬と分子栄養学を知るとこのような考え方が身につきます

講座開催要項

タイトル

セラピストのための薬理学講座

受講方法

全10回Zoom配信 

開催日時

2021年
第1講 2月20日(土)総論❶
第2講 3月13日(土)総論❷
第3講 4月17日(土)痛み止め
第4講 5月15日(土)ステロイド
第5講 6月19日(土)アレルギー薬
第6講 7月24日(土)高血圧薬
第7講 8月21日(土) 高脂血症薬
第8講 9月25日(土) 糖尿病に関する薬
第9講 10月16日(土)睡眠薬・抗不安剤
第10講  11月27日(土)うつ病に関する薬
*時間はいずれも18時00分~19時30分
*内容は変更になる場合があります。

講師:嵐恭子先生

・薬剤師
・臨床分子栄養医学研究会 指導認定カウンセラー
・杏林予防医学研究所アカデミー中級講座終了
広島市在住

精神科、内科、小児科、整形外科などの病院や薬局にて調剤業務や服薬指導に携わって20年の現役薬剤師。自身の初マラソン完走後、半年間動けなくなった時、分子栄養学に出会い身体を回復させる。細胞の栄養を整えることの大事さを痛感。

病気はこれまでの生活習慣により引き起こされるものも多いため、薬の知識だけではなく、患者さんを生活面からもサポートしている。

問診や食事内容・血液検査データを用いた分子栄養解析は慢性不調に悩む一般の方や、レベルアップしたいランナーから好評を得ている。

嵐先生からの動画メッセージです。

嵐先生はコレまでにも分子栄養学を基にした「セラピストのための生化学講座」を担当いただき大変好評をいただいています。生化学講座では以下の事を学びました。

【生化学の基礎(そもそも)講座】
2019年9月~2020年2月

第1回 総論「私達の体と栄養」

・血液検査基準値の成り立ち
・分子栄養学とは
・血液検査結果の捉え方(西洋医療と分子栄養学との意味づけの違い)
・『細胞』について
・消化と吸収

第二回 脂質

・細胞膜について
・コレステロールの生合成と働き
・総コレステロール、中性脂肪、LDL/HDLコレステロールとは
・動脈硬化指数との相関関係
・総コレステロール、LDL、HDL、中性脂肪の相関関係

第三回 タンパク質

・DNAに秘められた暗号
・アミノ酸とは
・必須アミノ酸と非必須アミノ酸の違い
・検査結果から推測されるタンパク質摂取量

第四回 酵素

・『代謝』の詳細
・酵素、補酵素とは
・代謝の鍵となるビタミン・ミネラル
・検査項目の裏読みからわかる体調や食生活
・AST・ALT・γ-GTP・コリンエステラーゼ・LDH・ALP

第五回 血液について

・白血球の組成
・自律神経の働き
・食生活もわかってしまう赤血球
・ヘモグロビン・MCV・MCH・MCHC
・血清鉄・フェリチン・血小板・CRP

第六回 炭水化物について

・「ミトコンドリア」について
・呼吸との関連
・ビタミン・ミネラルとの共同作業
・糖の働き
・食物繊維の働き

【生化学の臨床(ふむふむ)講座】
2020年4月~12月

【第1講(概論)】疲労系疾患とミトコンドリア機能

・ミトコンドリア機能低下の原因と改善アプローチ
・酵素反応が上手くいかない原因(血液検査・毛髪ミネラル検査)
・重金属デトックス
・小胞体ストレス解除
・ミトコンドリア新生
・カルシウムパラドクス
・電磁波、活性酸素
・廃用性萎縮

【第2講】副腎疲労

・副腎疲労のチェック法・仕組み・リラックス法
・口腔内根尖病巣
・上咽頭炎
・肝機能障害、脂肪肝
・腸内環境異常
・ヘリコバクターピロリ感染
・低血糖
・サプリメント

【第3講】低血糖症

・脂肪肝と低血糖
・糖新生
・糖質制限で悪化する人
・寝落ちと低血糖と腸とコルチゾール(副腎疲労)
・低血糖と交感神経
・ジェットコースター血糖

【第4講】水溶性ビタミンB、C

・エネルギー産生とビタミンB
・タンパク質代謝とビタミンB
・遺伝子やタンパク質に働きかけるビタミンB
・副腎疲労とビタミンC
・体内の抗酸化5レンジャー

【第5講】脂溶性ビタミンA、D、E、K

・脂溶性ビタミンの各々の働き
・ビタミンAと亜鉛はセット
・遺伝子に直接作用するビタミンA、D
・ビタミンDとマグネシウムはセット
・ビタミンDと免疫

【第6講】ミネラル❶:カルシウムとマグネシウム

・ミネラルとは
・カルシウム、マグネシウム働き
・カルシウムとマグネシウムはブラザーイオン
・人間の進化の歴史とマグネシウム
・マグネシウムと様々な病態との関係
・マグネシウムとメタボリックシンドローム

【第7講】ミネラル❷:鉄と亜鉛

・地球の成立ちと生命の誕生、細菌と鉄
・腸内環境と鉄
・体内で厳密に調節されている鉄
・亜鉛の働きと免疫、デトックス
・体に出るサイン(爪・舌・目・手足・皮膚・口唇・胃腸・精神面・免疫系)

【第8講】腸内環境

・正常な腸粘膜
・リーキーガット
・カンジダ
・SIBO
・腸脳相関
・プロバイオティクス

【第9講】「マーガリンってどうよ」

本来は予定に無かった回です。
一般の方の質問によくある「マーガリンってどうよ?」に対して、嵐先生が分子栄養学的に答えた特別ボーナス講座を追加しました。

*今回【治療家のための薬理学】に参加される方には、生化学講座の講座動画を半額でお求めになれる特典をお付けいたしました。

料金(税込み表示)

★単発受講 1講座 22,000円
★10回セット受講
定価220,000円→セット割198,000円(1講座あたり@19,800円)

講座受講特典

  1. 各回講座データは後日無料進呈いたします。復習にご活用ください。
  2. 講座開催中はFacebookグループにてフォローを行います。復習用にご利用ください。
  3. 嵐先生の分子栄養解析利用の割引(定価22,000円→13,200円)*講座開催期間のみ

申込み者特典

特典パターン①

2019年9月~2020年2月開催済みの「生化学の基礎(そもそも)講座」
全6回の動画を割引価格で提供します。
定価132,000円→66,000円

特典パターン②

2020年4月~12月開催済みの「生化学の臨床(ふむふむ)講座」
全9回の動画を割引価格で提供します。
定価 198,000円→99,000円

特典パターン③

上記①+②の購入を希望される方にはセット割引があります。
定価330,000円→特典合計165,000円→セット割引132,000円(1講座あたり@8,800円)

特典パターン④

③を購入され指定の課題を提出いただいた方は嵐先生の分子栄養解析サービスを貴院でお取り扱いできる権利をお渡しします。患者さんの健康回復にお役立てください。

お支払方法

方法①一括支払い【カード・振込み】
方法②毎月課金【カード・振込み】

決済カート(税込み表記)

あなたのご希望によってお以下のいずれかを選びください

パターン⓪セラピストのための薬理学講座10回セットのみ

一括→198,000円

月額課金→毎月19,800円

パターン❶セラピストのための薬理学講座10回セット
+特典①生化学の基礎(そもそも)講座全6回動画

一括→264,000円

月額課金→毎月264,000円

パターン❷セラピストのための薬理学講座10回セット
+特典①生化学の臨床(ふむふむ)講座全9回動画

一括→297,000円

月額課金→29,700円

パターン❸セラピストのための薬理学講座10回セット
+特典①生化学の基礎(そもそも)講座全6回動画
+特典①生化学の臨床(ふむふむ)講座全9回動画

一括→330,000円

月額課金→毎月33,000円

既存受講生

★定価198,000円ですが継続で学ばれる方は半額料金で提供します。

一括払い(99,000円)

月額課金(毎月9,900円)

→3月1日から2回目の引落が始まります。

追伸

全くの個人的体験になりますが、この案内を書いている私、廿日出(はつかで)は2011年にGIST(消化管間質腫瘍)という10万人に2人しか居ない難治性稀少ガン患者となりました。 2007年に日本で承認された分子標的抗がん剤「グリベック」の発売以前は致死率の高い病気でしたが、私はこの薬の出現、服用によって危機を乗り越えました。

GISTに完治は無いと言われる中、グリベックの服用を継続する患者仲間が多い中、私は2年半の服用の後、自分の意思で服用生活を止めました。この決断をするとき、色んな意見を耳にし、自分なりに情報を集め、薬について調べ、決めました。
私自身、整体師として健康に過ごしていた頃は、患者さんに向けては「薬は毒」「薬は飲まない方が良い」という価値観で対応にあたっていました。
その私が「薬を飲まないと死ぬ」「薬によって助かった」という状況になったとき、それまでの価値観が「いかに曖昧な知識に基づく考え方だったんだ」と愕然とした経験がありました。またその時友人知人の治療家からいただいたアドバイスは「治療家の薬に対する知識レベルは以前の僕と同じく一般人と一緒なんだな」と再認識しました。

この時の経験から、「いつか治療家にも薬に関する基礎知識を学べる機会が作れればいいな」と思い続けていた事が、嵐先生とのご縁で実現しました。

貴重な機会をどうぞご活用ください。

講師プロフィール

廿日出 庸治(はつかで ようじ)
ボディバランス整骨院 院長

NLPを用いたコミュニケーション術を伝え、2000人以上の悩みを解決。
現在も、そのコミュニケーション術を伝え、様々な悩みを解決中。

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